電気工事のしごと

電気工事は、一般住宅をはじめとするビルや工場などの電気設備を整え、人々が快適・安全・便利な生活をするために必要なエネルギーを適切に届ける仕事です。発電所から送電線で送られる電気は、非常に高い電圧で危険なものですが、それを扱いやすく低下させ（変圧し）、用途（灯り、動力、熱源、信号など）に合わせて変換し、安全に届けています。

新しい建物を作るときには、建物内の電気配線の設計や施工をしたり、配電盤や各種電気設備の据え付けをしたりなど、工事をゼロから行います。電気工事以外の他の建設作業と並行して行うことも多いため、様々な人が集まった状況で、仕事をすることがほとんどです。また、既に使われている建物に、新たな配線や電気設備を追加するリフォーム・改修工事を行うこともあり、公共・企業・一般家庭と、携わる仕事の範囲はとても幅広く、多種多様な工事に関わることができます。

利用者が安全に電気を使用できるように、配線工事や電気工事を行うことが主な業務です。